午前中仕事をして、午後から所用で都内へ。いつものTXにて。秋葉原に着き、昼飯まだで、腹空くが先を急ぐ。きょうの午後は予定が一杯だ。まず最初に、日本橋の世話になっている得意先へ挨拶に行き、年末までの予定を話し合う。その後新宿へ向かう。
が、せっかくの久し振りなので、神宮球場も覗いて見る。東都リーグ、亜細亜大ー立正大戦を1時間ほど観戦。神宮の立ち食いで腹を満たす。天ぷら蕎麦500円。私の脇で、巨人のスカウトの末次民夫氏がやはり蕎麦をすすっている。巨人V9ナインの名5番打者。王、長島世代にはすぐに判る顔だ。
亜細亜の一塁手、明徳義塾高出の巨漢、中田選手、1番指名打者の中京高出の引本選手のバットコントロールが参考になる。私や次男と同じ、左打ちの選手である。見て感じたことを次男にも教えよう!
さて、小一時間程野球を見て、西新宿の高層ビル群のひとつに向かう。ここは3ヶ月に一度ほど来なければならない。注文品をいただき、その後また新宿駅へ。先ほど、神宮で蕎麦を食べたが、まだ腹が空いている。晩飯までは持ちそうにもない。そこで、いつものメトロ飲食街に行ってみる。永坂更科の立ち食い、いや、きょうはどうせなら、キチンと座って食べるほうで食べてみたい! 時間も5時前なので、かなり席も空いている。よし、入ろう! 即決である。
実はきょうの予定に、ここで蕎麦を食べることもひとつの目的であった。着席して食べるほうは、麻布本店と同じ味を味わえる。是非とも、前々から訪れたいと思っていた。
メニューを見回し、店長のオススメ「鴨汁蕎麦1540円」が目に入る。価格は高いが場所柄、それも仕方ない。待つことしばし、美味しそうな蕎麦に鴨汁が出てきた。更科という屋号だけあり、蕎麦も白いと思っていたが、白いのは別に御膳蕎麦というメニューがある。なので、出てきた蕎麦は普通に色の付いた物だった。2〜3番粉中心だろう。機械打ちと思われるその蕎麦は、見事にエッジが立っていて、甘みもほどほどにある。さすがに老舗有名店である。客の捉えどころをわきまえている。
圧巻は鴨汁である。かなり濃厚な甘みの強い汁に鴨肉とネギが程よい大きさで入っている。鴨肉も5枚以上入っていたと思う。蕎麦はあっと言う間に食べ終えてしまったが、別口に持ってきてくれた蕎麦湯、蕎麦猪口で、食べ終えたあとも、その濃い目の汁に何回も何回も蕎麦湯を注ぎ、余韻を愉しんだ。なかなかに江戸前の粋な蕎麦である。店員さんもコップの水がなくなると、こちらから催促もしないのに、パッと近づいてきて、コップごと新しい水と交換していく。このあたりも、なかなか粋な計らいである。
その後帰途につく。きょうはなかなか濃い半日であった。 |