| 旧下館市にある古谷野製麺さん。弊社からはそば粉を少量納めている。何年かまえに大旦那さんを亡くされ、今はご子息さんが経営していらっしゃる。主な業務は生中華麺の製造卸。もう先代からなので何十年となく営業を続けている。そんな古谷野さんの麺を使用しているラーメン屋さんに行き食べてきた。ラーメンと餃子の店 長城。注文したものは看板にある通りラーメンと餃子。実はこの日記にも何回となく書いているが、弊社は乾麺の中華そばと生ラーメンも若干製造・小売している。で、時々はこのように中華関係も食味、研究しているわけだ。
古谷野さんは細々ではあるが営業を数十年続けており、その中華麺を信者のように使い続けているラーメン屋さんもこの近隣には多い。
さて、長城のラーメンと餃子であるが、小麦の甘みを前面に出した秀逸なものであった。もちろん、調理する店主の腕の良し悪しにも大きく左右されようが、ラーメンにおける麺の美味しさ、そして、餃子における皮の美味しさ。これらは日本の野球といっしょでそのメニューにおける根幹を成すもの、すなわち、基本中の基本となる。それが美味しくて初めて全体が引き立つ。定食屋さんに行き、要のご飯が不味かったら興味を削がれるのと一緒で、ライスの重要性というものもとても大切な要素となる。
ラーメン、餃子においてもまったく然りである。小麦の味、風味、甘みが最高でこそ、スープが活き、具が活きてくるのである。そういう意味でここのものはとても美味しゅうございました。である。
生中華麺の製造卸、一見、とても地味な退屈な稼業のような感じを受けるが奥はかなり深い。弊社にはその古谷野さんご本人がこちらのほうへ配達に来たついでにそば粉を引き取りに来ていただいているが、寡黙な中にもキラリと光るお人柄のように、その麺も然りであった。 |