ここのところ蕎麦打ちに関する質問とかクレームとかが結構多い。
ほとんどが加水に関する事でだ。
それでホームページの掲示板にも以下のように書いておいた。
そのまま載せてみる。『今年もかなり暑いです。
そばを打たれる場合、加水率には十分注意してください。
某、マニュアル本や某サイトには数字で加水率を示しておりますが、あまりアテにしないで下さい。あくまでも参考程度におさえてください。
この時期のこのような高温多湿の場合はあのような数字よりも7%〜5%少なめで十分です。
初心者の方は、じゃ、何を目安にするんじゃい、と言うと思いますが。
それは以下のようなことを目安としてください。
粉を用意されましたなら、とりあえずその粉の量の半分の量の水を用意してください。粉1kgだったら水500cc、粉500gだったら水250ccという風に。
それで、次にはその用意した水を何回かに分けて加水していってください。
回数は何回に分けても結構です。こだわる必要はありません。
何回かに分けて水をいれていき、そしてここが肝心なのですが・・・
ご自分の耳たぶを触られて、その耳たぶより上のほうに軟骨があります。
そこを親指と人差し指でグニュグニュ触ってみて、その硬さになるように、いや、もしくはもう少し硬めでも良いくらいです。時間を置くとちょうどよい硬さとなります。←そのくらいの硬さになるように水を加えていけばよいわけです。けして、耳たぶではやわらかすぎます。
そうすると最初に粉の半分用意した水は若干余ります。
それぐらいでいいのです。これは配合率に関係なくこのやり方で良いのです。ただし、ごく一部に超荒挽き粉を使用する場合にはあてはまらないかもしれませんが。
そば粉は生き物です。気候も毎日違います。
だから粉と気候に合わせて加水率をきめていかなくてはならないわけです。
皆さん熱心で本やサイトにあるように、それと同じにやって失敗をしてそば粉をその失敗の原因としたり、腕の未熟さを原因としたり、それでは蕎麦打ちがつまらないものとなってしまいます。
とにかく、数字はあくまでちょっとした目安でOKです。
あとは、自分の感覚と勘に頼ってください。
長島茂雄ばりの動物的な勘を養ってください。そして蕎麦打ちをより気軽に楽しんでください。
長々と失礼を致しました。』
以上のように、マニュアル本とか某ホームページとか、ポッ出の方たちが加水率としてのデータとか数字をあまりにも重視し過ぎる為に問題なわけである。
数字はあくまでも目安であって、大切なのは感覚と勘に頼ってください、ということだ。
粉の量の半分の量の水を用意して、それを徐々に加えていき耳たぶの上の軟骨の硬さになったら、それで良いのです。失敗することなどあるわけないのです。最初に加水率としての数字があるのではなく、それはあとから付いてくるわけなのです。
北海道産新そば、どうぞお楽しみに。
大型石臼にて、投入量と回転数をバッチリ、マッチさせて香気豊かなしっとりとしたそば粉に仕上げます。
ご期待下さい。 |