ついこの間まで秋らしい日が続き、いよいよ秋本番を向かえ食欲の秋、読書の秋等々、秋に因んだ言葉が思い出されたが、ここ2、3日のジメジメした暑さは何なんだろう。また夏に逆戻りしたようだ。これでは体調もおかしくなってしまうのも無理はない。
私の子供、次男と長女が昨日からのどを痛め、今朝は無理して学校に行ったようだ。とにかく今年の夏は異常気象で、猛暑に水害そして先日の台風18号は我々そば製粉業界にとっても大きな影響を受けてしまった。
北海道の玄そばが手薄となってしまった以上、このご当地茨城、そして他の本州地域また最終手段としては輸入物の良質の挽砕比率を高めていくしか方策はないように思う。なんと言っても我々の口に入るそばの70%は海外物に依存しているわけなのだから。
先日つくば市の 「そば慶(よし)」 という店に行ってきた。過去にも2〜3度行ったことがあるのだがとにかく初めて行った時にとてもいい印象だったのでこの店の大ファンになってしまった。まずビール大瓶が500円といったことがいい。今時大瓶を500円で飲めること自体、とても珍しい。また自家製の塩辛もおいしい。それと一番大切なそば。これが素晴らしくいい。地元でとれたそばをどこかで挽いてもらっているのだが、どちらかというと田舎そばの分類で太くて色も黒いのだが、田舎そば独特のボソつき、固さは感じられずとても食べやすい。塩だけ振って酒のつまみなどにしても最適である。濃い目のダシの効いたつゆにつけて食べるといくらでも食べられそうである。1250円の天せいろを注文すると何種類の天ぷらがついてくるが5〜6種類はありそうだ。それを添付の抹茶の入った塩だろうか、それにつけて食べるともうなんともたまらない幸せな気分になってくるものである。普通これだけ天せいろの天ぷらが充実しているとそばの量は少なくなってくるのであるが、そばの量もたっぷり1.5人前はありそうだ。もうとにかく大食いのわたしにとっては大満足なのである。
何故こんなにも良心的な店なのか。たぶん理由は以下のようだと思う。この店は幹線道路から少し入ったところにあり、店があるのかどうかは、その道路沿いにある看板でしか判別がつかない。よって一度来店したお客様を確実にひきつけ、またその客にくちこみによる宣伝をしてもらう。素材についてもいいものを使いお客様に満足度100%を味わってもらう、以上のようなことによると思われるこの店はオープンしてまだあまり時間は経っていないが、今はまだあまりたくさんのお客に認知されているのではなく、何回か行った中でも一部の常連客がパラパラいた光景にしか出会っていない。しかしこれからは口コミでどんどん客が増えてくると思う。
それにしてもこの店は経営者の熱意がいろいろなところで伝わってきて、私はこの店の大ファンである。これからも時間を見つけてはどんどん通うと思う。 |